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川野司法書士事務所ブログ

「食堂メッシタ」

 

食堂のおばちゃん、こと山口恵衣子さんの「食堂メッシタ」。

 

東京・目黒に実在したイタリア料理店「メッシタ」とその女性料理人鈴木美樹さんをモデルにした小説だ。

 

彼女はなぜイタリア各地の料理が作れるシェフを目指したのか。

 

そしてイタリアでの修行の日々。

 

帰国後、在籍した六本木「アモーレ」での“導火線のめっちゃ短い”尊敬すべきシェフとの日々。

 

アモーレ閉店後、450万円を持参して毎日毎日、これでもか、と食べ続けたイタリアでの一皿一皿。

 

一途に、何かを追い求め、そして出会った輪郭を形にしたのが「メッシタ」だった。

 

 

読んで感動した、とか

 

おもしろかった、とか

 

イタリアン食べたくなった、とか

 

そういう次元ではなく、

 

感じたのは、やっぱり美食と腕のいい料理人は東京に集中している。

 

もう地方においしいものは残されていない、という現実だ。

 

そんな風に言い切るのは乱暴かもしれないけれど、

 

かつて田舎でおいしいものを作っていた料理人たちが幕を下ろそうとしている終焉期。

 

食材も確かな腕も、それらに敬意を表して支払われる金銭も、

 

すべてが田舎から少しずつ消えようとしている気がする。

 

 

 

 


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