おいしーねー。
スガさん著の「もっとラクする半調理」という本を参考にして、
『半調理』にいろいろと挑戦している。
例えば、豚肉や鶏肉、魚の切り身を「しょうゆ、酒、みりん」のゴールデントリオに漬けておくと、
あとは焼くだけでメインの一品が出来上がる。
共働き主婦にとってメインが決まっているというのは、
何ものにも代えがたいほど心の平安を得られるもの。ホッ。
豚肉や鶏肉なら、いろんな野菜を足して炒めたり、グリルで焼いたりすると、
栄養素もざっくり満たした一皿になるのでさらにうれしい。
昨夜はブリの切り身の漬けをグリルで焼く間に、
まぐりのお刺身を造り、ニラ玉を仕上げて、湯豆腐もスタンバイ。
こどもは食卓に並んだおかずを眺めて、
「ママ、しゅごいねー」と大げさに褒めちぎってくれる。
さっきまで一緒に線路を作っていたママが、
いつの間にか食卓にごはんのおかずを並べていることが、
子どもにとっては「魔法みたい」らしい。
まずは甘辛く味付けしたニラ玉をぱくぱく食べて、
「おいしーねー」と目をつむる。
「じゅんなー、たまごだいしゅき。また作ってよ!」と念押しされる。
次に「ママ−、お魚さんとごはんをこのお皿に盛ってよ」という。
どうやら、ワンプレートごはんでわしわし食べたいようだ。
白いお皿にまぐろのお刺身一切れ、ブリの照り焼きをほぐしたもの、ごはんを2口くらい盛ってやる。
すると「おしょうゆもチョッチョッとかけてよ。ぜんぶにな」とすかさず指示が飛ぶ。
「チョッチョッとな」を意識しながら、かけてやると、またまた「いただきます!」と手を合わせ、
まずは、まぐろのお刺身からブリ、ごはんと順番に平らげて、
「おさかな、おいしいねー。なんでこんなにおいしいんだろうね−」などと言う。
そのワンプレートを3回くらいおかわりして、晩ごはん終了。
ふたたび手を合わせて「ごちそうさまでした」とにっこり。
手を合わせる姿をじっと見ながら、
まだまだ「おてて」は小さいなーなどと感慨にふけっていると、
「ママ!『おそまつさまでしたッ』は?」とつっこまれた。
- 2018.10.24 Wednesday
- 日々のごはん