kindle デビュー。
読みたい本がある。
近所の本屋さんに行く。
探しても見つからない。
検索システムを使うと「在庫なし」の表示。
仕方なくアマゾンでポチり。
次の日コンビニに届いてる。
分厚いダンボール包装紙を破る。
薄いビニール包装も破る。
こんな行動パターンを変えてみようと、
Kindleを始めた。
記念すべきファーストダウンロードは、
木皿泉さんの「さざなみのよる」。
読みたい→ダウンロード→子どもが寝た後のリビングにて2時間で読了。
あっけないほど簡単に手に入り、あっけないほどスピーディーに読み終わった。
でも、内容が本当にすばらしかった。
コンテンツが生み出す感動は、紙でもデジタルでもまったく変わらない。
木皿泉さんの本は、日常生活の中でおいてけぼりにしてる
自分の心や記憶の片隅にすーっと入り込んできて、
ザラっとした残像や発することが出来なかった言葉たちや
もう二度とするまい、と固く誓った事などを思い出させる。
仕事に育児に家事にあわただしく過ぎる時の中で、
本とかKindleとか関係なく、
とにかく何かを読んで心を動かされたことがうれしかった。
- 2020.11.25 Wednesday
- 川野図書館
- 16:07
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- by kawanoblog